「MACD」じっくりトレードに向いている指標

今回は、テクニカル分析の指標「MACD」をご紹介します。

「マックディー」と呼ばれています。
Moving Average Convergence/Divergenceの頭文字をとって
MACDと表記します。

直訳すると「移動平均・収束拡散トレード」です。
移動平均線の側面としてトレンド系と
振れ幅を見るオシレーター系両方の特性をもったテクニカル指標です。
世界的にも人気があります。

動画では、
トレーディングビューを使って
わかりやすく解説しています。

トレーディングビューを開いて、
実践しながらご覧になってください。

※トレーディングビューの使い方はこちらのページで学べます

それでは動画を見ながら学んで行きましょう。



 

MACDの表示方法

まずはMACDを表示させてみましょう。

トレーディングビューの画面上部にある
「インジケーター」をクリックして、
小窓を表示させます。

左側にあるテクニカルの内臓を一度クリックし
右側からMACDを探します。
もしくは検索欄に「ma」と入力し、右側に表示された中から
MACDを選んでクリックします。

チャートの下側に表示されているかを確認してください。

 
MACDの画面構成は

  • MACD … 青色の折れ線グラフ
  • シグナル … オレンジ色の折れ線グラフ
  • ヒストグラム … ピンク色の棒グラフ

の3つです。

 

MACD基本の見方

MACDのラインの見方はとてもシンプルです。

  • 売り … シグナル(オレンジ色)をMACD(青色)が上から下へ抜けたとき
  • 買い … シグナル(オレンジ色)をMACD(青色)が下から上へ抜けたとき

 

MACDの特性を活かしたトレード方法

はっきりとシグナル(オレンジ色)をMACD(青色)が
クロスしていない部分に関しては判断がしずらいと思います。

また、MACDはチャートと比べ動きが遅いのも特性です。

そのため、MACDで見るときは焦らずじっくり
見ていくことがコツになります。

MACDの画面をダブルクリックして拡大表示し、
シグナル(オレンジ色)をMACD(青色)がしっかりと
クロスするタイミングを見極めていきましょう。

またストキャスと比べて見ると
ストキャスはクロスの回数が多い、
つまり売買のタイミングが頻繁なのに対し、
MACDのクロスは比較的少なく、
変化も緩やかです。

その意味で、MACDはじっくりとトレードするのに
向いている指標といえます。
中長期トレードに有効なテクニカルでしょう。

 

MACDまとめ

MACDだけでなく、ストキャス、RSIにおいても
日足だけでなく、4時間足に切り替えてみると
クロスの回数はMACDは少ないことがわかります。
じっくりトレードを行うのに適しています。

様々なチャートでMACDを試し
経験値を積み重ねていきましょう!

動画を何度も見返して、
自分のものにしてくださいね。

特進クラス専用facebookグループでアウトプットして、さらに理解を深めましょう!


特進クラスfacebookグループ

暗号通貨大学校 テクニカルコンテンツ(※随時更新中!)

中長期投資におけるテクニカル分析のポイント
トレーディングビューの使いかた 実践編
相場の流れを読むなら「移動平均線」
自然界の理を利用する「フィボナッチ」
一目で分かる、未来と過去を見て予測する「一目均衡表」
「MACD」じっくりトレードに向いている指標
「ストキャスティクス」売買のタイミングを視覚的に
「RSI」価格の勢いが視覚的に分かりやすい