今回は、テクニカル分析の指標「ストキャスティクス」をご紹介します。
読みにくいこともあって単に「ストキャス」と呼ぶことにしましょう。
表記はStochとされることが一般的です。
ストキャスはオシレーター系の指標で
チャートの振れ幅をチェックすることができます。
RSIもこの仲間です。
動画では、
トレーディングビューを使って
わかりやすく解説しています。
トレーディングビューを開いて、
実践しながらご覧になってください。
※トレーディングビューの使い方はこちらのページで学べます
それでは動画を見ながら学んで行きましょう。
ストキャスの表示方法
まずはストキャスを表示させてみましょう。
トレーディングビューの画面上部にある
「インジケーター」をクリックして、
小窓を表示させます。
検索窓へカタカナもしくはアルファベットで入力して、検索します。
全ての文字を入れなくても2文字ほどの入力で表示されますから、
「スト」や「st」と入力すると良いでしょう。
表示の中から「ストキャスティクス」
をクリックするとTadingViewに反映します。
チャートの下側に表示されているか確認してください。
ストキャスの見方と売買のタイミング
ストキャスの画面構成です。
- %K … 青色の折れ線グラフ
- %D … オレンジ色の折れ線グラフ
- 帯 … 上下方向に真ん中に表示された紫色の部分
%Kをケーパー、%Dはデイパーと呼ぶことにします。
それぞれの数値には細かな計算式に基づく算出方法がありますが、
本解説では割愛します。
まずは言葉を覚えましょう。
ストキャスの見方はとてもシンプルです。
売買のタイミングは以下の通り。
買い
%K(ケイパー・青色)が%D(デイパー・オレンジ色)を下から上にクロスして抜けたとき。
売り
%K(ケイパー・青色)が%D(デイパー・オレンジ色)を上から下にクロスして抜けたとき。
ストキャスで売り買いの判断はシンプルに
この2つです。
中長期のためのストキャスルール
売買の判断の仕方が理解できたところで
すぐに気づくかもしれません。
ストキャスを見るとかなりの頻度でクロスしていることがあります。
毎回このタイミングで売り買いをしていては、
常にチャートを見ておかなければなりません。
そこで、中長期のためのポイントとなる
ルールを決めることをオススメします。
帯を基準にするのです。
ストキャス縦軸の数値は0%〜100%です。
帯(紫色の部分は)は20〜80%を表示しています。
決めるルールはこちら
- 帯の下で買いサインが出たとき。
- 帯の上で売りサインが出たとき。
つまり帯の外側だけを見るのです。
言い換えると売買のタイミングは以下の通り。
- 買い…帯の下でK%が%Dを下から上へ抜ける。
- 売り…帯の上でK%が%Dを上から下へ抜ける。
これを一つのルールとして決めてしまうのです。
これをすることによって、細かな動きに一喜一憂しなくて済むわけです。
まずは動画を見て確認をしましょう。
そして、実際のチャートの中で形を見つけて、予測に活用していきましょう。
ストキャスまとめ
ストキャスは売買のタイミングを帯の外を見ることで
判断していきます。
もちろんストキャスだけで判断もできるのですが、
判断がつかないときは
移動平均線や一目均衡表など他の指標と組み合わせて
見ていきましょう。
初めは難しいかもしれませんが、
動画を何度も見返して、
自分のものにしてくださいね。
特進クラス専用facebookグループでアウトプットして、さらに理解を深めましょう!
暗号通貨大学校 テクニカルコンテンツ(※随時更新中!)







